ニュースリリース News and Release

自動車メータ及びコックピットに対する自動化評価技術ソリューション提供

2021-01-29

豊田通商先端電子(大連)有限公司(以後NEDL)は自動車メータ及びコックピットの評価において、自動評価環境を使用した高精度・高効率なソリューションをご提供、より高い品質での評価を実施致します。

NEDLでは、これまで10年以上に渡り蓄積された車載ECU開発及び評価経験に基づき、以下の3つのソリューションを開発しました。
1.メータ/コックピット評価における自動化評価システム
独自の評価観点に基づき、対象ECUへの信号入力から動作結果の確認までを自動で行うシステムを開発しました。このシステムを用いた評価により評価工数の大幅削減を実現し、またデグレーションテストを確実に実施することで品質の向上にもつながります。

現在、以下の項目において自動化が実現できております。
・信号入出力処理確認
・数字全域表示確認
・高精度タイミング処理確認
・長時間、高負荷評価
・意地悪評価

2.HMI評価システム
現在のメータ/コックピットでは画面(HMI)設計規模の増大化に伴い、従来の開発より多くの不具合が発生しているのが現状です。従来の開発では、画面開発を行った後に制御ソフトと組み合わせてECUに実装してきましたが、それではECU実装後でないと評価ができず、結果開発期間の長期化を招くことになります。
NEDLではこれを解決すべく、HMI単体で評価するシステムを構築致しました。これにより、HMIモジュールをシステムへ織込む前に評価を可能とし、開発期間の短縮と品質の向上を可能にします。

3.車両状態でのコックピット評価システム
現在メータ/コックピットの機能増加により、ECU単体での評価が難しくなっているため、疑似的な車両状態を作成し、ECU評価やHMI評価をする必要があります。
そのため、NEDLでは疑似車両とECUまたはHMI評価システムを接続できる評価環境を構築しました。

これにより、HMIのグラフィック設計完了段階で、実車に近い環境での評価が容易になるため、次世代コックピット評価にお役立ていただけます。
実際にハンドルやブレーキなどを操作しながら、実車での操作感覚を持ち合わせた評価ができ、またECUとHMI評価システムを同時に接続し動かすことが出来ることで、不具合切り分けも容易になります。

詳細な情報やお問合せは、下記までご連絡ください。
連絡先E-mail:sales@dl.cn.nexty-ele.com
製品名および会社名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。

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